音色の足跡コース
(地図)の起点はゲヴァントハウス・コンサートホールで、ホール正面右手に立つ水色の解説板からコースが始まります。順路の目印は地面を走る銀色の〝音色の足跡〟で、足元に注目するとそれを表す金属製の流線型モニュメントが埋め込まれています。それを追ってゆくと各チェックポイントには同様に水色の解説板が見つかります。そこには簡単な解説文と並んで電話番号が記載されており、各自の携帯電話でそこに発信することで自動音声解説やその場所ゆかりの楽曲を聴くことができます。電話番号は最大で4つ(場所によっては3つ)あり、(d)の表示はドイツ語解説、(e)は英語解説、音符の印は楽曲、そしてマスコットのトニーが描かれてるものは児童向け解説(ドイツ語)です。順路は一周5.3キロ、所要時間は約1.5~2時間です(各施設の内部見学の時間は含まず)。
また、2番目の市街西部を巡る徒歩用の「音色の弧線コース」(Leipziger Notenbogen)、広範囲を自転車で巡る3番目の「音色の銀輪コース」(Leipziger Notenrad)も同様に整備されることになっており、将来的に音楽史跡群《ライプツィヒ音楽軌道》としてユネスコ世界文化遺産に登録するための準備が進められています。